1型糖尿病の医療費

f:id:Hysteric:20190527065414j:plain

 

一般的な1型糖尿病の診療報酬点数

再診料・・・72点

明細書発行体制等加算・・・1点

外来管理加算・・・52点

在宅自己注射指導管理料・・・750点

血糖自己測定器加算・・・1,490点

グルコース・・・11点

HbA1c・・・49点

尿一般・・・26点

末梢血液一般・・・21点

血液学的検査判断料・・・125点

生化学的検査判断料・・・144点

外来迅速検体検査加算・・・40点

BーV・・・30点

ポンプ使用していない場合はこんな感じなんでしょうか。

以前と比べ、

「在宅自己注射指導管理料」が 820点 → 750点と改定されてるようですね。

 

 

現在、私の場合はこんな感じです☟

f:id:Hysteric:20190523003237j:plain

ポンプ使用なので
「在宅自己注射指導管理料」が 1,230点

「間歇注入シリンジポンプ加算」が追加項目で 2,500点

この2項目の違いがあります。

 

点数が大きい「在宅自己注射指導管理料」「間歇注入シリンジポンプ加算」

血糖自己測定器加算」の3項目で 5,220点 

金額計算すると

   5,220 × 10 × 0.3 = 15,660    となります。

 

ポンプが高すぎですが、私の場合2ヶ月に1回の通院にしているので月換算すると9,000円弱で済んでます。

 

ポンプ辞めてリブレ使用2ヶ月間隔通院にすると月に4,500円で済むって事?!

だけどポンプを辞めれる気がしない・・・。

 

 ちなみに私が使用しているミニメド620GでCGM(持続血糖測定)機能も追加した場合

「持続血糖測定器加算」・・・3,300 点 という項目が追加されます。

なのでインスリンポンプ「ミニメド620G」FULL活用すると、

 

5,220 + 3300 = 8,520 点 で 8,520 × 10 × 0.3 = 25,560 円 となり、

この値段に再診料や外来管理加算、検査料などがプラスされ、

月額28,800円ほどでした。

 

ポンプのセンサーは1ヶ月分しか出して貰えないので、センサーを毎日装着して

きちんと血糖値を把握したいなら毎月通院する必要があります。

 

私は毎月の通院が嫌で(もちろん医療費的にも)リブレが保険適応されたのをきっかけに、センサーなしのポンプ療法のみに切り替え、2ヶ月に1回の通院で済ませる事ができました。

 

※こちらの記事内でのポンプとはインスリンポンプのミニメド620Gのことで、
ポンプのセンサーとはエンライトセンサーを示しています。
センサーだと思っていたのですが、正しくはセンサだったのですね(汗)
エンライトセンサーを調べてみて気づきました、正しくはエンライトセンサでした。

 

 

『インスリンポンプ』

使った事のない方は費用についてすごく不安に思っているかと思います。

私も実際そうでしたので。

 

インスリンポンプ療法費用について詳しく書いている親切なHP見つけました。

shimizu-dm.jp

 

 

話は変わりますが、

血糖値測定器の針やセンサーが足りなくなった話。

ひと月に支給される針(一箱30個入)とセンサー(一箱30枚入)は4箱が限度でした。

限度とは、、、。

 

1型糖尿病は診療報酬点数で

血糖自己測定器加算・・・月120回以上測定する場合、1,490点になります。

これが血糖値測定器を使用するための加算であり、支給する個数の上限はありません。

4箱以上出すと病院の儲けがなくなるからです。

 

4箱ずつだと120回を超えて160回分はありますが、血糖値を測る手段はそれしかない為

足りなくなるのが当たり前だと思います。

失敗して無駄にすることもあります、おやつを食べたり、外食したり、、、。

気になって測れば足りなくなります。

 

それで同じ月に病院へ行き、血糖測定器の針とセンサーを出して貰った事が数回。

受付や電話で「足りないので下さい」と言い、お医者さんの診察なく看護師さんが持ってきてくれました。

もちろん毎月、4箱では足りないと主治医や看護師に話してましたよ。

同じ月に貰いに行く事が数回あった後、5箱に増えました。(笑)

 

当時はセンサーが足りなくなったら・・・と、そればかり気になってストレスでした。

片っ端から病院に電話かけて「そちらの病院はセンサー何個まで出せますか?」と聞いてから転院しよう、とまで考えていました。

 

病院によって差があるようで、大病院だと個数制限なく6箱を普通に出してくれるらしいですが、私の住んでる所には中・小病院しかないので何箇所か病院変えてますが、どの病院も月に4箱が限度でした。

 

今はリブレのセンサーが足りなくなる事はないので気が楽です。

同じ4箱なのに何故足らなくならないのか、と考えてみたら

怠けて測ってないだけでした。(笑)

 

血糖値測定器のセンサーや針が足りなくなったら実費で買わず、遠慮なく病院へ貰いに行くべきだと思います。

何度か話し合いをしてもダメなら転院も手段だと思います。

実費で買うと高いので、なるべく安く購入したいなら海外からの輸入ネットショップがおすすめです。

 

 こちらの項目はひと月に一回のみ診療報酬として加算されます。

(同じ病院にて)

『血糖自己測定器加算』

「血糖測定値に基づく指導を行うために血糖測定を使用」 した時に適用。

血糖測定のためのセンサー、針、穿刺具などの消耗品や測定器の費用を含んでいます。

 

『在宅自己注射指導管理料』

自己注射に関する指導管理を行った場合。

自分でインスリン注射を行う

 

間歇注入シリンジポンプ加算とは

間歇注入シリンジポンプを使用した場合。

インスリンポンプを使ってインスリンを注入する

 

持続血糖測定器加算』

プログラム付きシリンジポンプのトランスミッターを使用した場合。

インスリンポンプのセンサを使用する

 

 インスリンポンプのエンライトセンサが足りなくなり同月に病院に行きましたが、次回請求すると言って、その日は会計無くそのまま帰り、10日後の通院日に請求されましたが、エンライトセンサは貰えませんでした。

高いのでマイナスを出さない努力をしてるのでしょう。

 

診療報酬としては5個以上の点数3,300で上限の決まりはないはずですが、5個以上出すと病院の負担になってしまうのだと思います。

 

エンライトセンサ6個以上、血糖自己測定器加算140回以上など項目の上限を増やしたら

病院側も必要としている側も楽になるのに、と思いますが難しそうですね☟

 

診療報酬は医療の進歩や世の中の経済状況とかけ離れないよう

通常2年に一度改定(見直し)されます。

厚生労働大臣は政府が決めた改定率を基に中医協※に意見を求め、

中医協が個々の医療サービスの内容を審議し、その結果に基づいて、

同大臣が決めた公の価格です。

※中医協(中央社会保険医療協議会)は厚生労働大臣の諮問機関で、

公益委員(学者など)、診療側委員(医師代表など)、

支払い側委員(健保組合など)3者で構成され、通常は合計20名