カーボカウント

今日から梅雨

f:id:Hysteric:20190516225747j:plain

 

私は1型糖尿病を発症して9年目。

最初の頃は、医師に言われるままインスリン固定打ちをしてました。
持続型インスリンを1日1回(9単位)
超即効性型インスリンを1日3回(6・6・8)

 


食事は朝、昼、晩と1日3食きちんと摂って、主食のご飯は玄米と白米を混ぜた物、食べ順も気にして、野菜⇨汁物⇨ご飯という、一般的な糖尿病患者向けの食生活をしていました。
最初の2年は、この食生活でおやつもほとんど食べず、(食べてもクッキー1枚程度)頑張りました。
頑張った甲斐あってa1cは良くなりました。
1番いい時で6.5だったと思います。

(途中から持続型1日2回打ち、超即効性型の単位も調整しつつ)

が、う〜ん、、、なんか違うくない?と。
やっぱり、食べたいものは食べたい!!!
と思い、以前から気になっていた
カーボカウント
についてネットで調べまくりました。

まずは、
血糖値の上がり具合の見極めが大事と思い、
毎日の【お昼ご飯をカロリーメイト4本パック】のみに。
カロリーメイトの炭水化物は40g
40gの炭水化物を食べたら、血糖値はどれだけ上がるのか?
一般的に炭水化物10gで必要なインスリンは1単位と言われています。
なので4単位からスタート!

 

『食前の血糖値をチェックした後、4単位注射、カロリーメイトを食べ、

2時間後と4時間後の血糖値をチェックする』

 

この時、朝食なしの持続性インスリン朝、夕の2回打ちをしていました。

朝食べない事で、昼食前の血糖値のバラつきを回避。

とはいっても、ホルモンの影響で昼食前の血糖値はプラスマイナス50~80ほどの

差があることも・・・。

最初うちは、この差は気にせずにカロリーメイトの炭水化物40g(4単位)だけ

インスリン注射。

 

食後2時間後に高ければ1単位追加打ち、3時間後、4時間後まで測定、

その都度高ければ1単位ずつ追加打ちで調整。

 

そうやっているうちに、1単位で下がる血糖値も分かるようになりました。

 

私の場合『炭水化物40g= 4単位』『1単位で血糖値50下がる』

という事が分かりました、というより、この値はおおよそです。

 

例えば、食前の血糖値が前日と同じで、まったく同じ物を、同じ時間に食べても

血糖値の誤差はありました。

プラスマイナス0.5~2単位の誤差がある、あるかも?という事を頭に入れて

余裕がある時は血糖測定器で測るのがベストです(汗)

 

※当時、主治医は「カーボカウントはうちの病院では行っていない」

「もし、カーボカウントやりたいなら紹介状を書く」

「おそらく入院が必要で指導される」的な事を言ってましたが、それは困るので。

私がしつこくカーボカウントでやりたいと言ってたら、なんちゃってカーボカウントを了承してもらいました。(優良なA1cだったのがポイントだったかも)

 

その当時は1日に何回も血糖値を測定してたのでチップ(30枚入)や針(30個入)

が足りなくなる事もあり、月に2回病院に行った事も何度かありました。

(病院がチップの支給をケチる話も今度書きたいと思います)

 

何がいいたいかと言うと、

カーボカウントだと、好きなものを好きなだけ食べられます(笑)

不必要な我慢はしなくていいと思ったら人生楽しくなります♪

その為に努力が必要な場合もありますが。

 

もともとは食にあまり興味はなかったですが、1型糖尿病になり制限された事で

食に欲が出ました(笑)

カーボカウントやりはじめて11㎏太りましたが、現在ダイエットで5㎏痩せました。

あと6㎏痩せないとです(汗)

 

なんちゃってカーボカウントが日常になって4年後、インスリンポンプを装着する事になり、ポンプ装着するには入院が必要(カーボカウントの教育の為)という事で、

あらためてカーボカウントを教育されましたが、

【炭水化物10gで1単位】 【1単位で40下がる】

なんちゃってカーボカウントで得た数値と変わらない結果でした(笑)

 

インスリン注射器は

デミペンなど0.5単位打てるタイプがおやつの時や微調整に役に立ちます。

初期費用(1,000円程度)が出ますが、カートリッジタイプのインスリン

経済的です。

私はデミペン(ノボ)とイタンゴ(ランタス)使ってます。

 

血糖値管理も大事ですが、精神安定も大事、人生一度限り

1型糖尿病でも楽しく生きます!

f:id:Hysteric:20190516225709j:plain